私が配信をするために開発した、
液晶の映像を液晶に映像を映したまま、HDMIに出力するシステム「ルビドス」の紹介です
兎にも角にも実物画像
実機の液晶に送られている信号を複製して、片方は実機の液晶に渡し、もう片方はHDMIに変換しています。
実機の液晶は元の映像を映しつつ、HDMI化した信号を、写真では分かりやすいようにモバイルモニタに表示させています。
実際の配信ではHDMIの出力をキャプチャボードで取り込み、配信しています。
※当システムは音声のキャプチャには対応していません。ルビドスシステムを使用してもHDMIに実機の音声は出力されません。無音になります。
下図はシンプルに実機の映像の構成を表した図になります。
映像信号自体は基板内部で使われる形式のためそのままHDMIに繋げてもHDMI信号として認識されません。
下図はルビドスシステムを使用した際の概要図になります。
実機の映像基板から出ている映像信号を一度自作基板で受け、内部信号を電気的に複製します。
複製した一方を実機の液晶に与え、実機の液晶がそのまま動作するようにします。
複製したもう一方を内部信号用の映像信号をHDMIに変換する基板へ与え、扱いやすいHDMIに変換します。
開発したメイン基板の画像です。
内部処理が非常に高度で電力を消費するので、非常に熱を持ちます。
試作基板は熱が原因で処理落ちが発生しましたので、改良して、ファンを標準装備にしました。
今の所安定しています。
実機に取り付けた際の画像です。
実機内にルビドスシステム用の基板2枚を取り付けするだけです。
1コネクタを抜いて、ルビドス基板に刺すだけなので誰でも簡単に使用することが出来ます。